コーヒー豆のネット販売や間借りカフェを始めたから集客しようとSNSで発信していますよね?
でもあまり効果が無い。
それどころか見てくれる人すらほとんどいない。
副業を始めても集客できなければ当然売れませんし、売れない期間が続くと心が折れます。
コーヒーはSNSで発信しにくい商材です。
- コーヒー豆もコーヒーも見た目が同じ
- 飲んで初めて価値が分かる
- コーヒーを淹れる工程も同じ
コーヒーのSNS発信者を何人か見てください。
パターンはいくつかありますが、焙煎した豆かコーヒーをオシャレに撮っているかの写真を投稿しているだけです。
趣味なら問題ありませんが、コーヒーで稼ぎたいならライバルと違うことをしましょう。
なので今回はSNSで集客できない原因と、どうすれば集客できるのか解説していきます。
まっすんです。YouTubeもやってます。

ライバルも全員SNSで発信しているから目立たない

今の時代に事業をしていてSNSで発信していない企業や個人はまずいません。
猫も杓子もSNS。
そんなSNSの発信が溢れている場所に知名度も無い人の商品を投稿しても他の投稿に埋もれてしまいます。
なので似ている商品について投稿するにしてもライバルと違う切り口で投稿して目立たないといけません。
ライバルと同じような発信をしても埋もれるだけ
キレイ、カッコいい、スマート、美味しい。
自分の商品や技術を紹介するための投稿はメリットだけになっていませんか?
このような投稿は大量のフォロワーを持ったライバルも投稿しています。
似たような内容ではよほど突き抜けたメリットが無いと投稿しても誰の目にも止まらないのです。
ストーリーを発信する
見た目で差別化できる商品なら商品画像を発信すればいいですが、コーヒーやコーヒー豆ではそういきません。
見た目が同じだからです。
ならば、あなたがコーヒー豆の販売やカフェや喫茶店をやることになった理由を発信するといいでしょう。
事業を始めた理由はあなたの唯一無二になります。
SNSのフォロワーが少ない

SNSで発信するとまずはフォロワーに届きます。
フォロワーが少ないと届けるところが無いので拡声器を持って叫んでいるだけの状態ですね。
集客に最初に必要なのは知ってもらうことで、テレビCMを流すのはまず知ってもらうためという理由です。
なのでフォロワーを増やさないとSNSで発信する意味が薄れてしまいます。
フォロワーの真の価値は拡散力
フォロワーは友人や知人にこちらが発信した内容を共有、拡散してくれることがあります。
共有された人がさらに友人や知人に共有する、を繰り返していくといわゆるバズが生まれます。
バズにはデメリットもあるのでバズればいいというものではありませんが、自分の商品やサービスを知ってもらうには拡散してもらうことが近道です。
SNSのフォローはブックマークと同じ
SNSはフォロワーを増やさないと意味が薄れると書きましたが、フォロワーが多くても自分の商品が売れるとは限りません。
フォロワー全員があなたの商品に興味をもっているわけではないからです。
多くの人がそうだと思いますが、SNSでフォローする時は「なんとなく」でフォローします。
自分に強く興味を持ってくれているフォロワーは実際のフォロワーの10分の1程度だと思っておいてください。
フォロワーを増やすには価値のある投稿を発信する
人がSNSをフォローする時はブックマークと同じと書きましたがブックマークをする時は自分の役に立つのでこれからも使う場合です。
SNSも同じで自分にとって役に立つ発信だからフォローします。
- 商品画像が魅力的で食べたいと思った。
- 面白かったり、タメになる情報。
- 発信者とのやりとりが楽しい。
このようにポジティブなことを発信し続けることでフォロワーは増えていきます。
信用がないと売れない

今の時代、似たような商品があちこちで売られていて、コーヒー豆やコーヒーも同じで美味しいコーヒーを飲もうと思えばどこでも飲めます。
それなのに、どこの誰かも分からない人から飲食物を買おうと思いません。
フォロワーの多さは信用の証
フォロワーが多いということは
- 価値のある発信をしているから
- スキルをもっているから
- 人格がまとも
という証明ですが、
どれだけ価値のある発信をしても、誰ももっていないスキルをもっていても人格が破綻していたらフォローしてもらえません。
SNSは遠くの人と繋がれますが、実際はどんな人かは分かりにくいですが、それを可視化してくれるのがフォロワーの多さなのです。
SNSは声か顔を出して信用してもらう
信用してもらえない理由は「どこの誰かもわからないから」です。
人間はよく分からない存在に恐怖をいだきます。
ならば自分はどんな人なのかを知ってもらいましょう。
人の印象は55%が見た目で決まり、声の大きさやトーンで38%が決まります。
野菜の生産者ですら自分たちのシールを貼っています。
なので出来たら自分の姿を、どうしても副業していることを知られたくないならせめて声を出して発信してください。
使うSNSはInstagramかYouTube
画像や動画をメインで扱えるSNSはInstagramかYouTubeです。
他にもSNSは探せば山ほどありますが、使っている人が多いSNSで発信しなければ集客できません。
人が少ない田舎で頑張っても効果が薄いのです。
自分のコーヒー豆やコーヒーを買ってくれる動機は応援の気持ちから

コーヒーのSNS運用が難しい理由は
- コーヒー豆もコーヒーも見た目が同じ
- 飲んで初めて価値が分かる
- コーヒーを淹れる工程も同じ
さらに、
- コーヒーはどこにでも売っている
- スーパーにもコーヒー豆が売っていて
- 街には有名なカフェやチェーン店がある
このように競合が多く、あなたのコーヒーやコーヒー豆を買う理由が無いのです。
しかし意味のある発信活動をしっかり続けていれば売れる時は来ます。
なぜお客様は名も知られていないあなたの豆を買ってくれたのでしょうか?
それはあなたの活動を見て発信内容に興味を持ったか、あなたの信念や考え方に共感したから少しでも応援したいと思ったからにほかなりません。
自分の商品を売りたいターゲットに向けて発信する

ここを間違えるとどれだけ頑張ってもあなたの商品は売れません。
例えば
- コーヒー豆を売りたいのに焙煎方法を発信する
- 自分のイラストを売りたいのにイラストの描き方を発信する
- 動画作成の仕事が欲しいのに動画の作り方を発信する
こういうことを発信してしまうとあなたの売りたい商品は売れません。
なので上記の例なら
- コーヒーの美味しい淹れ方を発信しながら自分のコーヒー豆を紹介する。
- SNSでリクエストを受けてイラストをアップロードする。
- 動画を使うメリットを発信して案件を募集する。
このように
- どんなひとが
- どうすれば
- 使ってくれるか
を、考えることが大切です。

SNSだけにこだわらないのも大切
どれだけSNSで頑張っても結果がでない時もあります。
そういう時はSNSに注力するのをやめて、現実の世界の営業を頑張りましょう。
カフェに来店されたお客様や、コーヒー豆を買ってくれたお客様にSNSで発信もしていますということを伝えれば高確率でフォローしてくれます。
そしてフォローしてくれたお客様にも友人や知人がいるので共有してくれるかもしれませんし、直接紹介してくれるかもしれません。
信用問題も解決
SNSで信用を勝ち取るのは大変ですが、現実で自分の商品を買ってもらえるところまでいっていれば最低限の信用はしてもらえている状態です。
やはり実際に顔を合わせて話すことが信用してもらうのに一番早く確実な方法なのです。
【まとめ】SNSで自分のコーヒーやコーヒー豆を売るには
- ターゲットにとって
- 価値のある情報を発信して
- フォローしてもらい
- 顔や声を出し
- 信用してもらう
コーヒー事業で商品の差別化はほとんど不可能。
なので自分がコーヒー事業を始めた理由も発信していく。
SNS運用がどうしてもうまくいかない時は現実でインターネットの世界で頑張ることをやめて、現実で売ることに注力していく。