自分の商品を売って稼ぎたい!
でもネットショップを開業しようと調べたらたくさんあってどれを選べばいいか分からない。
ネットショップってどれも同じだろうしなんでもいいか。
そんな声が聞こえてきます。
しかしショップの開設と設定は手間も時間もかかります。
最初はこっちにしたけどやっぱりあっちがいいからとサービスを変えようとすると効率が悪いです。
- BAES
- STORES
- Shopify
僕は日本で知名度のある3つのサービスを実際に使って比較してBASEに決めました。
その理由を説明していきます。
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ネットショップ開業数は日本一
BASEの競合サービスはSTORESとShopifyですが、日本で一番利用されているのがBASEです。
2024年の時点でショップ数は210万件開業されています。
その理由は
- 豊富な集客・販促ツール
- 商業施設などでのポップアップストアのサポート
- ネット販売初心者に対しての運営のレクチャー
このようにサービス使用者へのサポートが手厚いことです。
Shopifyは設定項目が多すぎて難しい

Shopifyは越境ECという国を超えての販売が基本になっているので関税設定など副業規模では絶対に使わない設定もあります。
さらにカナダの企業が運営しているので完全に日本向けではなく、日本語訳が少し分かりにくい部分があります。
Shopifyが悪い訳ではありませんが、副業規模では使わないであろう機能や設定が操作性を悪くしているのでオススメはできません。
STORESは実店舗運営者向け

STORESの優れているところはPOSレジと連携して在庫管理や売上管理ができるところです。
STORESのショップで売れると自動で在庫が減って売り上げが加算されます。
ネットショップとは別で契約をしないといけませんが、在庫が多い業態だと管理が大変なのでSTORESの方がいいでしょう。
レジの基本的な機能はフリープランでも使えますが、売上分析などはベーシックプランを契約しないと使えません。
ネットショップは安くてシンプル

STORESのネットショップはシンプルでネットショップで使える機能はBASEでも使えるうえ、BASEにしか無い機能もあります。
なのでSTORESを使うメリットは手数料の安さのみになるので、ネットショップを一度試してみたいという人はSTORESで開設してみるのもいいでしょう
カスタマイズ性が高い
BASEの優れている部分はショップのカスタマイズ性の高さです。
BASEはデザインの無料テンプレートはもちろん、有料テンプレートも用意してあるのでデザインにこだわる人は満足出来るでしょう。

テーマは5千円から3万円で販売されていますし、僕も有料テーマを使っています。
さらに専門知識が必要ですがHTMLを直接触れるので自由にデザインを決めることもできます。
今あなたが読んでいるこのwebページを作っている機能です。
HTMLでコンピューターに命令して人間が見やすいページを表示しています。
集客・販促機能が豊富
プラグインという機能を使うことで売上をあげるための施策をおこなうことができます。

全プラグイン
独自ドメイン | ショップのURLを自由に設定 |
シークレットEC | 会員や卸先企業に向けてショップにパスワードを設定 |
配送日設定 | 商品の配送希望日をお客様が設定できる |
送料詳細設定 | 国内外の地域に合わせた送料を商品ごとに設定 |
英語・外貨対応 | 海外のお客様に向けショップを英語表示、通貨切り替えにも対応 |
年齢制限 | 購入時に年齢確認を表示、酒類販売などに対応 |
商品検索 | キーワードでショップの商品が検索できるように |
ブロックリスト | 登録された情報をもとに注文を自動でブロック |
カテゴリ管理 | 商品をカテゴリ分けして見つけやすく |
デジタルコンテンツ販売 | 写真集、動画、音楽などのデジタルデータを販売 |
数量制限 | 限定品や人気商品などの1回の注文で購入できる数を制限 |
ラベル | 新商品・NEW・SALEなどのラベルで商品注目度をアップ |
定期便 | 消耗品や食料品などの商品に1ヶ月ごとなどの定期販売を設定 |
販売期間設定 | 商品の販売開始・終了日時を設定 |
予約販売 | 入荷前の新商品や話題の商品を先行販売 |
抽選販売 | 数量の限られた人気商品を抽選で販売 |
テイクアウト | テイクアウト商品を事前注文・決済 |
商品オプション | 文字入れやギフト用ラッピングなどを無料/有料で設定 |
BASEロゴ非表示 | BASEロゴを非表示にしてショップのデザインをよりあなたらしく |
ショップロゴ作成 | 全20種類のフォントでショップのオリジナルロゴをかんたん作成 |
HTML編集 | HTML/CSSを編集してショップデザインをより自由に |
ページ追加 | ショップページへ、用途にあわせたページを自由に追加できます。 |
お知らせバナー | ショップページの上部にお知らせを表示 |
リモフォト by COLOFULLY | リモートモデル撮影が完結。着用画像をかんたんに手配できます。 |
monomy | アクセサリーが無料で簡単につくれる、うれる |
オリジナルプリント.jp | Tシャツをはじめ約1500種のオリジナルグッズが簡単に作れて出品できる |
SEO設定 | 検索キーワード・説明文を設定して、検索表示を上位に |
Blog | 売り上げアップに有効なブログをかんたんに作成公開 |
Instagram広告 | Instagramで広告を配信できる |
YouTube&Google連携 | YouTubeショッピングやグーグル検索のショッピングたぶに商品を表示できる |
TikTok商品連携・広告 | TikTokに商品情報を連携して広告配信できる |
CAMPFIRE連携 | ショップアカウントでクラウドファンディングが実施できる |
noteストア | ショップの商品情報をnoteに連携するためのRSSを取得できる |
おとりよせネット | お取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」への1品も無料掲載 |
プレリリース配信 by valuePress! | ショップ情報をメディアに届けるプレリリース配信サービス |
メンバーシップ | 会員のお客様と繋がりを深められるメンバーシップを開設 |
クーポン | 有効期間や購入回数制限、アプリでお気に入りした人にリーチも |
メールマガジン | 購入者向けメルマガをかんたん作成・配信 |
レビュー | 購入してくれたお客様からのレビューでショップ信頼度を向上 |
セール | 指定の商品にセール価格を設定 |
商品説明カスタム | 商品ページに動画やスライドショーなどの多様なコンテンツを追加 |
Instagram販売 | Instagramで商品を販売できる |
AdSIST | 誰でもSNSに今すぐ広告が出せるSaaS型広告自動運用ツール |
おみせコネクト | LINEとBASEを連携してLINEメッセージをより効果的に |
HTMLタグ編集 | 任意のHTMLタグの設置・編集・削除ができる |
広告効果測定 | 広告の効果を測定するためのタグをショップに設置 |
Googleコンバージョンタグ設定 | Google広告のコンバージョンタグを設定 |
アンケート | 購入者にアンケートを実施。年齢や性別、購入のきっかけなどがわかる |
スタッフ権限管理 | あなたのショップにスタッフを招待し、いっしょに運営・管理することができます。 |
商品コード | オリジナルの商品管理コードを商品に登録 |
メッセージ | ショップ上でお客様とやり取りできる |
送り状データダウンロード | 納品書をワンクリックでダウンロード |
売上データダウンロード | 指定した期間の入出金データをCSV形式でガウンロード |
CSV商品管理 | 商品情報を一括で登録・更新・ダウンロード |
再入荷自動通知 | 在庫が復活すると自動で再入荷メール通知が送信されます。 |
CSV一括送信 | CSVデータで複数の注文を一括発送 |
かんたん発送(ヤマト運輸連携) | コンビニなどに商品と発送コードを持ち込み、定価より安く発送 |
かんたん発送(日本郵便連携) | 送り状を手間なく作成し、郵便局、郵便ポストローソンから発送できます。(匿名配送にも対応) |
海外販売代行 | 海外注文の対応を追加業務いっさいなしで、代行業者におまかせできます |
中国販売代行 | 追加業務いっさいなしで、中国のショッピングモールでの販売をおまかせできます |
宛名印刷 by labelmake.jp | 手書きの作業を効率化!プロ向け新サービスを今すぐ無料で |
AYATORI | オリジナルアパレル商材の制作を手取り足取りサポートします |
CROSS MALL | ネットショップ運営の受注処理・在庫管理ツールです |
TEMPOSTARスタータープラン | 「TEMPOSTAR(テンポスター)」で複数EC店舗の受注・在庫管理を自動化 |
ロジモプロ | 商品受注から出荷まで全自動!データ処理不要ンの物流サービスです |
THE直行便 | 自動発注&自動発送機能を実現!新商品を店舗に一括登録 |
仕入れサイト スーパーデリバリー | 仕入れサイト スーパーデリバリーの商品情報を自動で取り込み |
ネクストエンジン | ECサイト一括管理サービス「ネクストエンジン」と自動で連携 |
orosy | BtoB受注サイトを構築、事業者(店舗向けに販売できます) |
タオバオ新幹線 | タオバオ仕入れ・お客様への配送代行サービスです |
ChatPlus | 売上アップにかかせない。最新のチャット&チャットボットツール |
NEOlogi | 世界150ヵ国配送可能。国内・海外向け配送サービスです |
NAWABARI | 特商法欄における商品の発送元情報に、自宅の住所を使わずにショップを運営できます。 |
SHIP&CO | 複数のECサイトの出荷を一元管理し、送り状を簡単発送 |
canal | パッケージ印刷プラットフォーム |
商品の保管・梱包・配送代行サービス | 商品の保管・梱包・配送はすべておまかせ。簡単操作で商品をお届けします |
スマレジ在庫連携 | 実店舗とBASEの在庫や売り上げを一元管理できます |
定期振込 | 毎月決まったサイクルで売り上げを自動振り込み |
不正決済保障 | チャージバックによる被害金額折を保障 |
売上管理 by freee | BASEの売上データを連携し、経理処理まで自動化 |
売上管理 by マネーフォワード | 確定申告作業をラクにするクラウド型確定申告ソフト |
コミュニティ | ショップのコミュニティを作成、会員限定コンテンツや限定商品を販売 |
カスタムデザイン名刺 | パソコンやスマホから誰でも簡単にオシャレな名刺が作成できます |

他にもInstagramやnote等の外部サービスと連携できるので対応しているSNSでフォロワーを増やして集客することもできます。
Pay IDという専用ショッピングアプリがある

Pay IDというスマートフォンアプリが用意されています。
BASEショップで買い物した代金を翌月まとめて支払う機能を持ったアプリです。
他にもアプリを使用するとオススメのBASEショップや使用者にオススメの商品を紹介してくれますし、もちろん商品検索もできるのでスマートフォンからの流入客も期待できます。
無料プランがある
スタンダードプラン | グロースプラン | |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 19,980円 |
サービス利用料 | 売り上げの3% | 0円 |
決済手数料 | 売り上げの3.6%~+40円 AmazonPay・PayPal の場合 4.6%+40円 | 売り上げの2.9%~ AmazonPay・PayPal の場合 3.9%+40円 |
振込手数料 | 一律250円 振込金額が2万円以下の場合は事務手数料500円プラス。 お急ぎ振り込みは申請金額の1.5%をプラス | 振込金額が2万円以上の場合は250円 振込金額が2万円以下の場合は750円 お急ぎ振り込みは申請金額の1.5%をプラス |
入金サイクル | 振込申請から10営業日 お急ぎ振り込みは翌日 | 振込申請から10営業日 お急ぎ振り込みは翌日 |
サービス利用料と決済手数料の二種類あるのが分かりにくいですが、無料プランの場合は売り上げの6.6%と40円が手数料として引かれます。
基本はネットショップ開設費用と月額課金は不要です。
コーヒーの副業にグロースプランは必要ない
他にはグロースプランという有料コースがあって、月の売り上げが50万円を超えてくるとお得になるコースです。
グロースプランは手数料等が無料プランに比べて安くなっています。
グロースプランにする場合は月払いだと一ヶ月19,980円で年間239,760円です。
一年分の一括払いは198,960円で1ヶ月あたり16,580円になるのでグロースプランにしたい場合は一括払いにした方がいいでしょう。
しかし、どちらの場合も高額になるので副業規模では使わないコースです。
月50万円の売り上げがあるならもはや副業ではなく本業でやっていける規模なので独立してからグロースプランを使いましょう。
バーチャルクレジットカードを使えば振込手数料はいらない

BASEではBASEカードというバーチャルクレジットカードが発行できます。
BASEでの売り上げは一度BASEにストックされ、振込申請をすると自分の口座に振り込まれ、振り込まれる際に振込手数料が引かれます。
2万円以上の振り込みなら250円、2万円以下の振り込みは750円です。
数百万円規模の売り上げからなら微々たる金額ですが、副業での数千円から数万円の売り上げから引かれるのはバカになりません。
BASEカードで仕入れができる
この手数料を無くすことができるのがBASEカードです。
BASEにストックされた売り上げを限度に買い物ができます。
なので振込申請せずに売り上げを使うことができます。
バーチャルカードなのでネットでの買い物限定ですが、今の時代はネットで買えないものが無いぐらいなのでバーチャルでも問題ありません。
申請すればリアルカードも発行できるのでどこでも使うことができます。
BASEカードを使って仕入れをすれば振込手数料を払わなくて済みます。
特にデメリットも無く発行に時間もかからないのでBASEでネットショップを開設したら発行しておきましょう。
YouTubeショップと連携できる

該当する人はあまりいないかもしれませんが、YouTubeでチャンネルを開設して登録者が500人と再生時間が1000時間を超えるとYouTube収益化の一部機能が使えるようになります。
その機能の中にYoutubeショッピングという機能があります。
Youtube動画を見ている時の動画タイトルあたりに設定した商品が表示されるようになります。
以前はShopifyしか対応していなかった
この機能を使うにはYoutubeと対応したネットショップと連携しなければいけませんでした。
しかし以前は対応したネットショップがShopifyのみでした。
Shopifyは月額課金が必要
Shopifyはショップを維持するだけでも月額課金が必要です。
Shopifyの一番安いプランでも5ドルで日本円で約750円かかります。
BASEとYouTubeショップが連携したことで無料になった

正直YouTubeに自分のコーヒー豆を載せても簡単には売れません。
売れないのにShopifyに少額とはいえ課金し続けるのはもったいないです。
しかしBASEがYouTubeショップと連携できるようでなったことで無料でYouTubeショップを使えるようになりました。
これにより、とりあえず連携しておくことができます。
YouTubeショップは簡単には売れませんが、最低でも宣伝にはなるので収益化の条件をクリアしたら使ってみましょう。
手数料は割高
BASEのデメリットは手数料がSTORESより高いことです。
BASEスタンダードプラン 6.6% + 40円
STORESフリープラン 5%
Shopifyは月額課金にさらに手数料を払わないといけないので、個人の副業規模で使うサービスではありません。
なので手数料の安さだけはSTORESに軍配があがります。
自分で集客しないと売れない
BASEに限りませんが、モール型のネットショップ以外は自分でお客さんを呼んで来ないと商品が売れません。
理由を書くと今回のテーマから外れてしまうので詳しくはこちらを読んでください。


【まとめ】副業規模のネットショップなら丁度いい
- BASE
- STORES
- Shopify
ネットショップを開業するために調べると、この3つのサービスを比較することが多くなるでしょう。
デメリットはSTORESより多少手数料が高くなることですがメリットは
- 集客·販促ツールが多くて
- ポップアップショップのサポートがあって
- ネット販売初心者に運営のレクチャーがあって
- 大きすぎず、小さすぎずのネットショップを開業できる。
このようにデメリット以上のメリットがあります。
とはいえ、できるなら一度自分で実際にサービスを利用してみて使い心地を比較してみるのがいいでしょう。
ネット販売は簡単に始められますが、簡単には売れません。
なので1%でも多く売れるように、利益を出せるように最善を尽くしてください。