コーヒー関係の副業で一番簡単に始められるのがコーヒー豆のネット販売です。
家でパソコンを触っているだけで準備が完了してしまいます。
しかし、準備をしただけでお金を稼げるほど世の中甘くはありません。
コーヒー豆が売れたら何を買おうなんて皮算用を始めているかもしれませんが、やめましょう。
多くの人はネットショップを開設して販売しても売れなくて心が折れてそのままやめていきます。
しかしコーヒー豆を売る準備をしたのにネット販売で売れないだけでやめてしまうのはもったいない。
コーヒー豆が売れるのはネット販売だけではありません。
なのでコーヒー豆のネット販売の売り方を解説します。
まっすんです。YouTubeもやってます。
インターネットの世界ではなく現実世界で売る

副業といえばパソコンやスマートフォンでコツコツ継続していればいつかは稼げると思っているかもしれませんが、コーヒー豆はインターネットの世界だけ売ろうとするのは苦労します。
そこで一度、現実世界でコーヒー豆を売ってみましょう。
インターネット販売とまったく違うので、こちらの方が向いている場合もあります。
対面で販売するので緊張するかもしれませんが、人間関係も構築されるのでいい出会いもあるかもしれません。
友人や知人に販売する
押し売りをするわけではありません。
コーヒー豆の販売を始めたと伝えておくだけで大丈夫です。
コーヒーはマニアックな部分もありますが、日常生活に普及している馴染み深い飲み物なので、友人や知人が飲まなくてもギフト用に需要があります。
コーヒーは見た目で味などの判断がしづらく、コーヒーに詳しくない人からするとどんなコーヒーを贈ればいいかよく分かりません。
なので友人や知人からしてもあなたがコーヒー豆を販売していることは良いことなのです。
路上で販売する
露店の許可を取らなければいけませんが、店を構えることができます。
先日、僕と同じような規模のコーヒー屋さんと知り合い、話を聞いてみたらその方は露店でファンを増やしていました。
露店を始めた頃は週に数回の営業でしたが、最近は地元のスーパーで週6日営業されていて、この方いわく、続けていたらファンが少しづつ増えていったそうです。
やはりネットショップと違い、顔を直に合わせる店舗営業はファンが付きやすいのです。
企業に販売する
企業相手になると立派な営業活動になりますが、個人向け販売ではありえない売り上げを得ることもできます。
その分ハードルも高くなりますが、営業自体は自分の身体ひとつあれば問題ありませんので、コーヒーの副業で多く稼ぎたい人はぜひ企業相手に営業してみてください。
カフェや喫茶店の営業はあとまわし
カフェや喫茶店は自家焙煎していたり、すでに得意先があったりするので契約することが難しいです。
なので先にコーヒーに関係ない業種や業態に向けて営業しましょう。
企業相手に契約が取れたら焙煎機を購入する

コーヒー豆の焙煎をする時に多くの人は調理器具で焙煎していると思います。
しかし営業活動がみのり、企業にコーヒー豆を卸すことになると焙煎量が激増します。
少なくても一度の納品にキロを超えると思っておいてください。
そうなると調理器具での焙煎では非常に大変です。
なので自動焙煎機を買いましょう。
自動焙煎機は決して安くはありませんが企業と契約できたならその売り上げを購入代金にあてれば問題ありません。
個人的にオススメの自動焙煎機はカルディフォーティス600です。
- 工事は不要
- 一度の焙煎量は600g
- この焙煎量の自動焙煎機では破格の価格
興味がある人は下記の記事へどうぞ。

自分の商品やサービスを売るのは簡単ではない
現実世界で売ってみようと書いてきましたが、前提として自分の商品やサービスを誰かに買ってもらうことは簡単では無いことを知っておいてください。
あなたの商品やサービスを知らないから
どんなに素晴らしい商品やサービスでも存在していることが知られていなければどうやっても売ることができません。
自分で商品やサービスを売ったことが無い人は優れている商品やサービスを作れば勝手に売れると思っていますが、違います。
それなら企業は宣伝活動をしていません。
まずは自分の商品やサービスの存在を知ってもらうことが重要です。
あなたの商品やサービスでなくても問題ない
現代の日本には同じような商品やサービスがあふれています。
コーヒー豆も見た目が同じなのでコーヒーに詳しくないお客様からしたら違いが分からないのです。
それならわざわざ誰か分からなくて信用できるか分からない人が売っている豆を買う必要がありません。
なので多くの人は大手企業の安いコーヒー豆を、コーヒーが好きな人は知人や友人が売っているコーヒー豆を買います。
いまお客様が買っている商品より、あなたの商品を買うメリットが上回っていなければ買ってもらえることはないでしょう。
あなたに信用が無いから
コーヒー豆は飲食品です。
身近に手に入るコーヒー豆をわざわざ誰か分からない人から買う人は少ないでしょう。
体内に入るものですし、美味しいのかも分からないですからね。
ネットショップは無人販売所のようなもので、商品自体に価値が無いと売れません。
そして無人販売所なのであなたに対して信用が溜まることが無いのです。
コーヒー豆は見た目の差別化ができないので誰から買うかが決め手になります。
- 販売者の考え方に共感した
- 販売者を応援したい
個人が取り扱っているコーヒー豆はスーパーで売っているコーヒー豆と違い高価です。
なのでコーヒーに詳しくない人があなたのコーヒー豆を買うとしたら理屈より上記のような感情が理由でしょう。
個人がコーヒー豆をネット販売で売るにはSNSの発信しかない
個人がネット販売で売ろうと思うとSNSでファンを集めるしかありませんが、やみくもに発信しても上手くいきませんので下記の記事で詳しく解説しています。
行動量が足りていない
自分の商品やサービスを売るには宣伝が必要。
ならSNSでアカウントを作って宣伝しようと始めたけれど1日に1回だけの投稿。
「コーヒー豆販売始めました!」
これだけのことで売れるわけがありません。
結果を出しているライバルたちはSNSで発信するために1時間2時間平気で作業しています。
行動を起こしたのは偉いですが、それだけではあなたの商品が売れるようにはなりません。
行動を起こすのは当たり前で、そこからさらに
- お客様はなにを求めているのか?
- どうすればお客様は喜んでくれるのか?
- どうすれば多くの人に情報をとどけられるのか?
ということをひたすら
- 考えて
- 実行して
- 改善していく
- もしくはやめる
続けても効果が薄そうならキッパリ諦めて他のことに時間を使った方がいいです。
自分なりに頑張るのではなく、ライバルたちより頑張りましょう。
【まとめ】コーヒー豆を売るなら直接会って販売した方が売れる
ネットショップでの販売がうまくいかないなら切り替えて現実世界で販売してみましょう。
ネットショップではお客様の顔が見えないので信用関係を築くことが難しいですが、直接話したりすることで今までの苦労はなんだったのかと後悔するほどコーヒーやコーヒー豆が売れるかもしれません。
ひとつのやり方に固執することなく、うまくいかないと感じたら他のやりかたも考えて試してみましょう。