副業

コーヒー豆のネット販売のはじめかた【ショップ選びからお客さんとのやりとりまで】

コーヒー豆の焙煎に慣れてきたらこう思う人もいるでしょう。

コーヒー豆売って副業にできるんじゃないか?と。

正解です。

コーヒー豆の販売は十分に副業としてなりたっていて、1ヶ月で10万円以上売ることもできます。

しかし、ネット販売は競争も激しく新規参入者が簡単に売って稼げるほど甘くありません。

それでもやってみたいんだ!という方に向けて販売から発送まで説明していきます。

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最初はメルカリで売る

自分のネットショップを持っていたらそこで売ってもいいんですが、この記事を読んでいる人は持っていないと思います。

その場合はメルカリで売りましょう。

メルカリで売る理由

単純に利用者が多いからです。

ネットでも現実でもお客さんが来てくれないと売れません。

田舎のスーパーと都市部のスーパーなら都市部のスーパーの方が当然お客さんが多いです。

フリマサイトで比較するなら、ヤフーフリマと楽天ラクマは田舎のスーパーでメルカリは都市部のスーパーだと考えて下さい。

競争が激しい場所で勝たないと稼げない

利用者が多いところは業者同士の競争が激しくなりますが、そこで勝たないことには稼ぐことができません。

当然人が少ないところは競争しなくて済むかもしれませんが、利用者が少ないので売れてもたいして稼ぐことができません

そして競争が少なくて稼げるところは金持ちのあいだで紹介されあうので僕たち一般人まで話が降りてこないんです。

稼ぎたかったら頑張って競争に勝ちましょう。

コーヒー豆の販売手順

お客さんに買ってもらえたら届けるために準備しましょう。

  • 連絡
  • 焙煎
  • 梱包
  • 品質表示
  • 発送

以上が必要なことになります。

今回はネット販売の部分に焦点を当てているので焙煎については省くので詳しく知りたいひとはこちらのYouTubeを見て下さい。

発送期限の連絡

お客さんが商品を買ってくれたら、アプリの通知やメール通知が来るのでいつ商品を発送できるかすぐに連絡しましょう。

信用にかかわるのでここで連絡した期限は絶対に守ってください。

梱包について

まずはコーヒー豆を入れる袋が必要ですが、焙煎した直後のコーヒー豆はガスが出ているので適当な袋で梱包すると破裂します。

なので袋にガスの排出部が付いた専用の袋が必要です。

僕が主に使っている袋はこちらで、両方100g用です。

茶袋がコモディティ用で黒袋がスペシャルティ用で売ってます。

コーヒーの専用袋なんて生活圏内には売っていないことが普通なので、ネットで買ってください。

どこから買えばいいか分からない人は以下の2つは僕が使っている店なので紹介します。

会社が同じグループなので、コーヒーの専用袋ならどちらも同じような袋しか売ってないので、好みで選んでください。

しかし清和は別料金ですが、ガスの排出部が付いていない袋にも排出バルブを付けることができるので好みの袋をコーヒー袋にすることもできます、

この場合は先払い、口座振込で納期は約2週間かかるので注意してください。

袋の接着にはヒートシーラーが必要

聞いたことがある人もいるかもしれませんが、こういう機械で

ヒートシーラー

こう使います。

使うヒートシーラー

ビニールも接着できるのでコーヒー豆以外にも小物を売ったりする時や食べかけの菓子の袋をとじることもできるのであると便利です。

ヒートシーラーにもサイズがあるんですが、100gや200g用の袋なら接着部が15cmあれば大丈夫です。

袋を接着する時の注意点

このタイプの袋は片側だけの接着だとガス排出部分が閉じきらないので両側から接着して下さい。

袋に品質表示を記載する

コーヒー豆は飲食物なので飲食物用の品質表示を記載しないといけません。

記載しないと法律違反なので絶対に記載して下さい。

品質表示の書きかた

記載する場所に決まりはありませんが、裏面の右下や左下に記載されているのが一般的です。

表示内容

名称レギュラーコーヒー
原材料コーヒー豆
生豆生産国産地国の名前
内容量豆の重さ
賞味期限決まってないが焙煎日から1ヶ月が無難
保存方法直射日光と高温多湿を避け、保存してください。
使用上の注意開封後はなるべく早くお召し上がりください。
製造者自分の名前と住所か営業届に書いた名称とその住所
記載する内容はほとんど決まっています。

記載方法

シールに印刷して貼るか、直接印刷できる材質なら直接印刷するか、手書きです。

シール印刷

電気屋やホームセンターに売っているシール用紙に印刷した表示を袋に貼りつけます。

A-ONEというシール用紙はフリーカット用もありますが、多くはいろいろな用途に向けて最初からカットしてあるので便利です。

さらに印刷テンプレートがあるので、こだわりがなければ文字や画像をいれるだけでそれらしくなります。

直接印刷

袋の材質が直接印刷できる材質なら直接印刷した方がイメージがよくなります。

しかしシール印刷のようにテンプレートもなく、最初から作らないといけないので手間がかかることが欠点です。

手書き

パソコンが使えない人は手書きするしかありません。

しかしあまりにも手間がかかるのでオススメしませんし、字がプロ並みにキレイでは無いのならお客さんからのマイナス評価にしかなりません。

この先ネット販売にかぎらず、副業していくならパソコンは使えることは必要不可欠なのでこの際にパソコンの操作を覚えてみましょう。

発送方法を選ぶ

コーヒー豆の準備ができたら発送するだけなんですが、近年発送方法もいろいろ増えました。

  • ヤマト運輸や佐川急便
  • フリマサイト提携の宅急便
  • クリックポスト

コーヒー豆を売るならこの3種類の中から選んで発送しましょう。

送料はバカにできない

コーヒー豆のように利益が小さい商品は送料を負担するとこちらの利益が無くなるし、お客さんに負担してもらうと価格が高くなるので、買ってもらいずらくなります。

しかし運送会社にとっては命である収入源の送料なので払わないと将来的に日本の産業が成なりたたないという問題にまで発展してしまいます。

送料は事業者側にとって頭を悩ませる部分でもあるんです。

なので、事業者と客側と運送会社が納得するように適切なサイズで発送しましょう。

絶対ダメ!過剰包装!

メルカリで売れたらメルカリ便で発送

理由は一番簡単だからです。

メルカリ便と名乗ってますが、中身はヤマト運輸です。

しかし通常のヤマト運輸の発送と違って

  • あて名書き不要
  • 送料が全国一律
  • 匿名配送ができる

という特徴があります。

商品が売れたらゆうゆうメルカリ便を選んで指示にしたがってください。

いままでにアプリ経由の売買で発送したことがないのならここで発送作業に慣れてしまいましょう。

ネットショップから売れた場合の発送

メルカリからではなくBASEやSTORESから売れた場合はメルカリ便は使えません。

なのでヤマト運輸か佐川急便かクリックポストの発送になります。

BASEやSTORESで売れるとお客さんの情報を確認できるようになるのでそれを使って発送します。

ヤマト運輸・佐川急便

各営業所が近くにある場合はコンビニで発送するより送料が安くなるので持ち込んでください。

しかし営業所が近くにない人の方が多いと思いますのでコンビニに行きましょう。

セブンイレブンとファミリーマートはヤマト運輸、ローソンは佐川急便が使えますがどちらでも大丈夫です。

レジに行ってスタッフに「宅急便の伝票下さい」と言えばもらえます。

伝票には「元払い」か「発払い」と「着払い」がありまして、こちらが送料を負担する場合は元払いか発払いの伝票を、お客さんに負担してもらう場合は着払いの伝票をもらってください。

伝票をもらったら、相手の住所、自分の住所、送る品物を書いて送る荷物と一緒にもう一度レジに持っていって送料を払ってください。

クリックポストで発送する

少量のコーヒー豆の発送なら一番安くてオススメです。

ポストに入る大きさの物ならポストに入れるだけで配達してもらえます。

そして送料が驚きの全国一律185円です。

自分とお客さんの両方が幸せになれるので送れる商品はすべてクリックポストで送ってしまいましょう。

クリックポストの発送手順

  1. クリックポストで検索
  2. 使っているアカウントでログインする
  3. 1件申し込みをクリック
  4. 発送先の住所を打ち込む
  5. 確認後、支払いする
  6. 画面が変わるので右下の印刷するをクリック
  7. 出てきた画面を印刷(モノクロ印刷でもOK)
  8. 印刷した部分を切り取り発送する物に貼りつける

ロゴマークも作って印刷しよう

ロゴ

これまで最低限の説明をしてきましたが、コーヒーの袋に自分のコーヒー屋の名前とロゴを表面につけましょう。

これだけで一気に専門店のようになります。

絵心ないからロゴなんて書けないよという人でもせめて店の名前を印刷しましょう。

ミスをしないように念入りにチェック

現実でもそうですが、こちらがなんらかのミスをしても怒らないお客さんのほうが多いです。

しかし、お客さんは多少のストレスは感じてしまうもので、その場合リピートの可能性が無くなってしまうので気を付けましょう。

もしミスをしてもクレームにならなかったからラッキーと思うのではなく、この先の売上を逃してしまったかもしれないと反省してください。

そしてまず、ミスをしないように商品は間違ってないか、品質表示などのラベルにミスはないか確認してから発送しましょう。

チェックが済んで発送が終わったらお客さんに発送したと連絡をして終わりです。