コーヒー副業を始めて現在4年目ですが、売り上げは10万円前後で安定しています。
ここまで来るのに約6年かかりました。
なので今回はこの6年間のあいだにした失敗や挫折した経験をまとめていきます。
コーヒー副業は順調に伸びた

失敗や挫折したことを書いていきますが、コーヒー副業は失敗という失敗はしていません。
コーヒー副業を始めて2年ほどで月商10万円を達成して以降、月商10万円付近をウロウロしています。

コーヒー副業にたどり着くまでに挫折を経験している
コーヒー副業が順調に伸びた理由はコーヒー副業にたどり着く前にたくさん挫折していたおかげで失敗するパターンを蓄積できていたからです。
失敗を蓄積していたことにより、明らかに無駄な遠回りをしなくて済み、うまくいかない部分があっても今までの失敗からどうすれば上手くいくのかという仮説を立てやすくなっていました。
実践した副業
コーヒー副業を始めるまでに実践した副業は下記。
- プログラミング
- せどり
- クラウドソーシングでメニューポスター作成
- ブログ
- YouTube
インターネットで副業と検索したら表示される副業には手をつけました。
ではいままで実践した副業はどうしているのか?実践してみてどうだったのかを書いていきます。
プログラミング

初めてプログラミングに触れたのは25歳。
アンドロイドのスマートフォンを使っていた僕はPCでアンドロイドアプリを作れることを知り、アナログデジタルにかかわらず物づくりや仕組みを解明していくのが好きなので副業とは関係なく楽しんで作業していましたが、複雑すぎて途中で挫折しました。
そして副業を目的としてもう一度プログラミングを勉強して入門書レベルのことはできるようになり簡単なアプリを作ったりしていましたが、稼ぐことはできませんでした。
プログラミングで稼げなかった理由
稼ぐために必要なレベルが高すぎたことが理由です。
心が折れたともいいます。
アプリストアを見ると自分が作ったアプリの上位互換が無料で並んでいるうえにダウンロードされていない。
この品質でダウンロードされないなら自分のレベルはどこまで上げればいいのか?
会社に勤めていれば就業時間はすべて学びになりますし、自分の意志に関係なく業務がやってくるのでいろいろな種類のプログラムを勉強できますが、独学の場合は本業以外の時間でコツコツやるしかないので、さすがに果てしなさすぎないか?ということで副業としては諦めました。
プログラミング副業を失敗して得たもの
初めはできるだけ早く市場に出られる、早く対価を得られる副業にした方がいいでしょう。
半年も一年も学びだけに時間をかけると心が折れます。
試合にエントリーするだけで全国大会レベルの技術が必要になってしまうと非常に強い意志が必要です。
せどり

せどりは安く仕入れて高く売るという商売の基本。
売れる商材をネットで探したり店舗に直接足を運んで在庫処分でお買い得な商品を見つけたりします。
せどりは即ヤメ
実際にやってみましたが1ヶ月も続かなかったような記憶があります。
高く売れそうな商品を探して安く仕入れられるか調べるを繰り返すだけなので、物づくりが好きな僕には面白さが感じられませんでした。
さらに本業で会社から過剰在庫は持つなと今までさんざん教育されてきたので、在庫を持つという部分がどうしても受け入れられませんでした。
せどりの失敗で得たもの
副業にも自分に向き不向きはあります。
せどりのように市場が大きい方がもちろん稼ぎやすいのですが、初めは自分が楽しめる副業をすることをおすすめします。
大きい市場で戦うのは自分の力で稼ぐことに慣れてからでいいでしょう。
クラウドソーシングでメニューポスター作成

分かる人は分かると思いますが、小さい会社は会社によっては分業されておらず、ひとりが何でもやるという状況が生まれる場合があります。
僕もその状況に置かれていて自分でメニューポスターを作り、業者に入稿していました。
プロに発注すると高価
ピンキリありますが会社を構えているプロに頼むと多くは結構な金額が必要になります。
もちろん高価な分、品質も高いのですがそんなに高品質でなくてもいいからもう少し安く抑えたいオーナーも多いのが事実。
そんなニーズに応えるのが僕のような個人勢。
会社の利益を上げる必要が無いから相場より安く済みます。
上記の様に僕は作ることが好きなのでせどりと違いやる気に満ち溢れていました。
競合が強すぎて勝てない
発注する側の画面にはカテゴリ別で見られる様になっているのですが、デザインカテゴリにひときわ目立っている受注者がいました。
最低受注価格の2000円でレビュー数も周りより一桁多く、商品説明を見る感じプロの専業です。
僕も長年飲食業勤務という文句と修正無制限無料3000円で対抗して一件だけ受注できましたが、本業の予定が不安定なのもあり、発注してくれたお客様に迷惑をかける可能性もあると考え撤退しました。
クラウドソーシングの失敗で得たもの
強すぎる競合がいる場合は諦めて撤退して違うことを考えた方が有意義。
安さと量の力の前には個人の力はミジンコ以下なので勝てそうにない戦場では戦わないこと。
ブログ

ブログというと芸能人の日記というイメージがあると思いますが違います。
WEB上にある読み物をブログといいます。
このブログに広告を貼って広告主から対価を支払ってもらったり、自分の商品を売ったりして稼ぎます。
ブログに挑戦したのは5,6回
ブログには無料と有料のものがありますが、両方合わせると初めてブログに触ってから5,6回か下手するとそれ以上書いては止めてを繰り返しているかもしれません。
夢を感じられるのがブログ
こんなに続けられないのになぜ何度もブログを始めてしまうのか?
それは始めるのが簡単で稼げてしまう可能性があるからですし文章を読んだり書いたりするのが好きだからです。
パソコンかスマホを持っていて日本語さえ打てれば始められてしまうほどの参入障壁の低さで費用もかけなくても始められるし、費用をかけても同じく参入障壁が低いと言われている飲食店よりもさらに低い。
簡単に始められるうえにリスクなんてほとんど無いし、稼げるかもしれないという夢を見られるのがブログです。
ブログは簡単には稼げない
こんなメリットしかないブログを始めない手は無いのですが、参入障壁が低いので競争が激しくて簡単には稼げません。
- 動画の方が情報量が多く、文章を求める人が少なくなった。
- 大金を稼げるジャンルは企業が独占している。
- 個人のサイトは信用性に欠けるという理由で企業のサイトが優先されるようになった
- AIの進歩と普及により検索する人が少なくなった。
上記が理由でブログを書く人が多い割に読んでくれる人が少ないですし、これから時間が経つにつれて読む人がさらに少なくなっていくでしょう。
ブログで得たもの
ブログは何度も書かなくなりながらも現状書いているということで失敗はしていないので失敗して得たものありません。
ブログで得たのは文章力かつ相手に伝える力。
それだけ?と思うかもしれませんが相手にキチンと伝える力は非常に大切です。
意識してもらうと気づくと思いますが、ほとんどの人の話し方が主語が無かったりで適当。
適当に話してくる人は当然LINEなどの文章も適当で、何を伝えたいのか分かりにくいです。
逆にしっかりしている人は話し方も文章もしっかりしています。
話し方や文章は見た目と同じくらいその人のイメージを決める要因になっていて、相手から信用してもらうために大切なものなので相手に伝わりやすい話し方や文章はどういったものか勉強しておきましょう。
YouTube

YouTubeもブログと同じく現在運用しているチャンネルで4回目です。
一番最初にYouTubeを始めた理由は面白そうだからで、その次は皆さんに存在を認識してもらうためでした。
そして今は焙煎の話やコーヒーやコーヒー豆の副業はもちろん、そこにとどまらずにこの商売面白いんじゃないか?という話ができる人を増やしてコミュニティを作りたいなと思っています。
売るための基礎を学べる
YouTubeを普段見ていると数十万、数百万のチャンネルや再生回数の動画が出てくると思いますが、これはYouTubeの1%以下の上澄みです。
この上澄みの数万倍のチャンネルや動画は日の目を見ることがありません。
視聴者に内容がつまらないと思われたり、専門的な内容過ぎて興味を持っている人が少なかったりするのが理由です。
つまり自分が作った動画を見てもらうには、興味を持ってくれる人が多い事や物、例えば衣食住、もっと詳しく突っ込むなら家や料理、お金のような多くの人が関係する事や物についての内容を扱うとたくさんの人に見てもらえる可能性は上がります。
さらに皆さんは見る動画をどうやって決めていますか?
気になったサムネイルやタイトルを見つけたらとりあえず見てみて興味が無ければ1秒で見ることをやめますよね?
つまり面白そうだったり為になりそうと思ってもらえればとりあえず再生はしてもらえます。
面白いかそうでないかは他の動画も見てみたいと思ってもらえるかどうか?の部分に関係があるのです。
これを理解してからコーヒーを売るにはどうすればいいか?という部分を考えられるようになりました。
コーヒーを売るのは難しい
上記をコーヒーに当てはめると自分のコーヒーを買ってもらうには美味しそうと思ってもらわなければいけません。
しかしどんなコーヒー豆でも茶色い豆ですし、コーヒーも同じく茶色い液体です。
これをどうすれば美味しそう、飲んでみたいと思ってもらえるでしょうか?非常に難しい問題です。
美味しい以外の価値をつける
YouTubeならこのチャンネルだから、この人だから見ている場合がありませんか?
企画がどうこうの前にこのチャンネルの雰囲気や演者が喋っているだけで満足できるからこそ、こういったことが起きます。
コーヒーも同じで見た目が同じならこの人が焙煎しているから、この人が淹れてくれるから買う。しかも間違いなく美味しい。
この場合ならコーヒーではなく人に価値があり、ほかにも誰とも喋らず一人でくつろいでいるお客さんにとっては場所に価値があります。
コーヒーが美味しい、スイーツが美味しいだけでは商品の品質がお客さんの期待を大きく超えない限りリピートされることが無いので、いかにコーヒーの美味しさ以外の価値を付けられるか考えてみてください。
一度稼げるようになると稼ぎかたが分かる

ここまでそれぞれの挫折体験を書いてきましたが、無駄だと思えることはひとつもありません。
失敗や挫折を経験して改善することで自分のしたいこととお客さんが求めていることを結びつける力が確実に育ちます。
失敗と挫折を繰り返して一度でも成功を体験できれば今していること以外でも稼ぐ道筋がいままでと明らかに変わり、はっきり見えるようになるでしょう。
偶然でも売れれば大儲け
副業を始めてすぐ商品やサービスが売れる場合もありますが、定期的に売れなければそれは偶然です。
しかし偶然でも売れたなら、それは売れる商品やサービスということ。
売れたという事実が分かっただけでも大儲けで、もっとたくさんのお客さんに知ってもらえればさらに売れるかもしれない。
ならどうする?
このような考えが芋づる式に浮かんでくるようになり成長していきます。
諦めなければいつか稼げる
ずるい言い方ですが、改善しながら進む方向を間違えずに挑戦を続けていればいつかは稼げるようになります。
継続するだけでは稼げるようにはなりませんが、継続しなければ稼げるようにならないので心が折れないように短距離走ではなく長距離走のイメージで取り組んでいきましょう。
失敗·挫折·得たことのまとめ
- 副業内容の向き不向きはある。
- できるだけ早く対価を得られるようにする。
- 強すぎる競合がいる場合は撤退。
- 興味をもってくれるお客さんが多い。
- 見た目が先、品質はあと。
- 一度でも狙い通りに稼げると稼ぎかたが分かる。
失敗は成功の種です。たくさん挑戦してたくさん失敗して何で失敗したのか考えてください。
そうすれば絶対に稼げるようになるので頑張りましょう。